約 518,809 件
https://w.atwiki.jp/jojotoho_row/pages/300.html
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ うっそうとした森の木々を縫うように、大きな黒い鳥が低空を飛行していた。 その鳥は枝葉に何度も翼と顔をぶつけながら、それでもそのスピードを緩めることはなかった。 ヒタヒタと追いすがる『足跡』から逃れるため、懐に抱きかかえる主を守るため、止まる事は許されなかった。 『逃飛行』は続く。 古明地さとりがお空の背中越しに後方を覗くと、『足跡』は相変わらずこちらの後をついてきている。 どうやらあの『足跡』、ある一定以上の速度は出せないらしい。 相変わらず油断のならない状況だが、現在目に見えている分だけマシというものだ。 何しろさっき木の中で奇襲を受けた時は、どこからどうやって現れたかもわからなかったのだ。 あれから目を離すのは、危険だ。 このまま一定の速度で逃げ回り続けている限りは、奇襲の心配はない。 とにかく今はこの禁止エリアとなってしまったこのB-4エリアを脱出しなくては。 あの足跡への対処は、その後だ。 先ほどまでの記憶を頼りに現在位置を推測する。 ここから最短距離でB-4エリアを脱出するなら、南へ進めばいい。 「お空、南へ進んで下さい。太陽を右手に見ながら進むのです。 絶対スピードを落としちゃダメ。あ、無茶もいけませんよ!」 「……ッ! 了解しました! さとり様!」 さとりの指示に、お空は目いっぱいの声を絞り出して返す。 顔を見上げると頬に引っかき傷ができて、前髪には小枝がひっかかっていた。 八咫烏のエネルギーを宿したお空の飛翔は、出力と最高速度は凄まじい反面、小回りはまるで利かない。 速度を落とさずに、森の木々をかわしながら飛ぶのはさぞ大変だろう。 おまけに今はヒト一人抱えているというのに、不満の声をおくびにも出さない。心の中にも現れてこない。 聞こえてくるのは、主である私を守ること。今はそれで頭がいっぱいのようだ。 時々道を誤ることもあるけど、お空はどこまでも真っ直ぐな子だ。 彼女の真っ直ぐさが、歩くこともできない体たらくの自分の現状と比べて、眩しい。 “■■■■■■ ■■■■” ……幻聴? お空?……必死の形相で前方を見ている。無駄口を叩いている余裕などなさそうだ。 辺りを見回すが、相変わらず足跡が追ってきているだけだ。 ……先ほどの奇襲もあって不安だが、今は幻聴は無視。自分にできることをやらなければ。 「さとりさm……むぐう」 「いいから少しでもお腹に入れておきなさい。 あの『足跡』に奪われたエネルギーを、少しでも取り戻さないといけないのですから」 空の口に、握り飯が押し込まれた。 さとりはお空にしがみつく両腕の袖の中から触手を伸ばし、デイパックの中から食料を取り出していたのだ。 「もぐ。口を、もぐ、開けて。もぐ、水です、もぐ」 咀嚼する間を与えず、今度は口元にボトルを突き出す。ついでに自分の口にもおにぎりを押し込む。 米粒を水で無理矢理流し込ませる。(ちょ、きついです、さとり様!)という心の声が聞こえたが、無視だ。 今は残念ながらゆっくり食事を楽しむ余裕はない。 「頭からかけます」 そう言って今度はペットボトルを持った触手をお空の頭上に伸ばし、ドボドボとひっくり返す。 お空の頭と背中から湯気が立ち上り、後ろの方へ流れていくのが見えた。 彼女の体温が異常に高いのは気のせいではないらしい。 やはり普段ならお空の右腕にあるはずの制御棒が無いせいなのか。 “mo■■re c■■s” まただ。 周囲は……やはり足跡が追ってきているだけ。誰かが声をかけてきた様子はない。 耳元で話しかけられたように聞こえたのだが……。 さとりはおにぎりを押し込みながら周囲を見回し、気付く。 日の光が、後方から差している。日の出から間もない現在、西に進んでいるということだ。 「お空、そっちは『西』です! 禁止エリアの奥に進んでいます!」 「わかっています、さとり様……でもこの足跡が、邪魔して……!」 やはり……! 想定はしていたが、こちらを禁止エリアから脱出させまいと追い込んできている。 あの足跡から目を離すのは危険すぎる、だが、あの足跡をどうにかしなければ脱出は不可能。 お空には無理をさせてしまうが、上空を塞ぐ枝葉を焼き払って、樹木の届かないところまで高度を上げれば……。 飛行の障害物が減って、今のように足跡に追い込まれる事はないか……? どうする……! さとりが思考をめぐらそうとしたその時、『第三の目』が、別の声を捉えた。 今度は『外』からの声だ。 『喰■え■■■■■ェェ■■ーー■ッ!!』 右前方の木陰! 木陰に、先ほどの襲撃者の片割れ、赤い服の女がいる! 「お空! 右から!」 「!!」 その瞬間、さとりとお空の二人を、衝撃が襲った。 飛行する姿勢が崩れ、失速しかける。 「お空!!」 お空の口から聞くまでもなく、さとりの『第三の目』はお空の脚を何かがかすめたことを知る。 『これしき……!』 そして、それが大したダメージでなく、すぐに立て直せることも。 だが第三の目は、襲撃者のさらなる攻撃の予兆も捉えていた。 『く■■! ■う一発! 翼■狙え■、足■止ま■■ず!』 こちらが反撃する余裕もないのを良いことに、並走してさらなる攻撃を仕掛けようとする襲撃者。 女の手に持った植物は、さっきお空の焔を防いだ物体だ。 そこから、『丸い何か』が飛んできている。 『水中のガラス球』のように、透明だが、そこにあるとハッキリわかる何かが! 「お空、高度を下げて!」 さとりの指示にお空は地面スレスレまで高度を下げる。 さとりの背中が地面にこすれそうなほどの高度に。 『丸い何か』はお空の翼の上ギリギリをかすめ、左手、襲撃者と反対側の木にぶつかる。 ……その瞬間、何かがぶつかり破裂した箇所から風が吹き出し、お空は突如バランスを崩す。 あの顔のついた植物が出す『丸い何か』とは、『空気の塊』だったのか? ……そうに違いない。 先ほどお空の焔を逸らしたのも、空気の塊で焔の燃焼をコントロールしたからなのだ。 と、呑気に謎解きをしている状況ではなくなってしまった。 思わぬ気流の乱れにバランスを崩したお空、僅かだが高度が低下した。 地面スレスレを飛行していた現在、それは致命的である。 胸元に抱きかかえていたさとりの背中が地面をこすり、ブレーキとなってしまう。 「さとり様! ……まずい、失速する! 追いつかれる、あの変な『足跡』に!」 必死に翼を羽ばたかせて高度を上げようとするお空だったが、 「終わりです」 襲撃者が無情なる一撃を放っていた。 再び植物から放たれる空気の塊、いや、『空気弾』とでも言うべきか。 今度は、かわせない。かわしようがない。 そして、余波だけであの威力の空気弾。直撃を受ければ、撃墜は免れない。 撃墜イコール、死だ。今度あの足跡に取り付かれたら、死ぬ。 (ああ、私、最期までお空の足手まといになっちゃった……ごめんね、お空) そんな下らないことを思うさとりに、再び、あの幻聴が聞こえてくる。 “movere crus” 幻聴ではない。今度は、はっきり聞こえた。 さとりのお腹の中から、いや、お腹の中に入り込んだ何かから。 英語か、違う、どこの国で話されているのか、聞いたこともない言語。 だが、『第三の目』を介さずとも、その意味する所だけは何故かはっきりと伝わった。 “movere crus” ――『脚を、動かせ』と。 「お空! 私に、しっかりと捕まって!」 さとりは、ただしがみつくだけだった両の『前脚』をお空から離し、前方の上空へと向けた。 天を仰ぎ、祈るように。 さとりの両袖から、小さな風切り音が鳴る。 両袖から、鞭を振るうように鋭く、『第三の目』のコードが伸びる。 二本のコードは乾いた音とともに、上空に伸びていた太い枝を掴んだ。 そして枝に巻きついたコードは、二人の体を力強く引っ張り上げた。 襲撃者の放った空気弾も、『足跡』も追いつけない程の勢いで。 かくして二人は体勢を立て直す。 驚愕の表情を浮かべる顔面を地面に叩きつけた襲撃者を置き去りにして、足跡からの『逃飛行』はまだ、続く。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 目の前に伸びた枝に、片腕のコードを伸ばし、キャッチ。 コードを縮める勢いと振り子の原理を利用し、前進する。 枝を掴んだら、もう片方の腕のコードを伸ばし、更に遠くの枝にコードを伸ばして、再び前進。 基本はその繰り返しだ。 サードアイから伸びるコードを手足のように操ることのできる、さとり妖怪ならではの芸当である。 コツを掴めば、地面を走るよりずっと速く移動できる。 『脚を動かせ』という声をきっかけに窮地を脱した時、さとりは閃いたのだ。 足が動かなくとも、私にはこの両腕とコードがある、と。 もはや森の中を移動するのにお空の手を借りる必要はない。 実際、今もさとりは追ってくる『足跡』から一定の距離を保って逃げ続けることができていた。 「さとり様、すっげー! まるで……猿みたいです!」 さとりに並んで飛行するお空が感嘆の声を上げる。 うら若い少女を形容するのにいささか不適切な表現が含まれていたことは、ここでは指摘しないでおく。 二人が別行動できるようになったことで、ようやくこの状況を打開し、 襲い来る『足跡』を攻略する糸口がつかめるかも知れないのだ。 「お空、ここは二手に別れましょう。 あの『足跡』は、おそらく一度に一つの目標しか追うことができません。 挟み撃ちの際、足跡を分裂させずに別の者で襲わせたのがその証拠。 現在足跡にマークされていない貴女は一旦、木々の上空に逃れてください 私が森の中を移動して『足跡』を引きつけます」 「さとり様……それではまたあの女が!」 「ええ、あの『猫草』を持った襲撃者はまた私の行く手を阻んでくるでしょう。 ……その時にこの『目』で何とか『足跡』の攻略法を探ってみます」 さとりは胸の『第3の目』をパチパチと瞬きさせて続けた。 「情報を聞き出したら、私が上空へ弾幕を放って合図します。 お空は合図のあった場所へ向かい、襲撃者を攻撃して下さい。 ですが、攻撃は一度だけ。貴女もかなり消耗しているのですから。 攻撃の後は南で、B-5エリアで落ち合うこととしましょう。 いいですか。深追いは禁物です。あくまで逃走の補助と考えて下さい」 良いですねお空、とさとりが口に出した時、既にお空は樹冠を突き破り、はるか上空へ飛び立っていた。 「ほんと、その行動力は頼りになる子なのだけど……話は最後まで聞いてたのかしら」 小さくなってゆく影を見上げながら、さとりは心配そうにつぶやいた。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 「くそっ……」 地面に突っ伏した静葉は、それだけ呟いて立ち上がる。 あと2分もしないうちに、後から追ってきている寅丸さんが 『ハイウェイ・スター』で再び私の位置まで二人を誘導してくれるはずだ。 脱出に必要な時間も考えれば、次が最後のチャンスだろう。 次で必ず二人とも仕留める。そうでなければ寅丸さんに無理を言った申し訳が立たない。 ……そう、静葉がわざわざ手を下さずとも、 寅丸さんの『ハイウェイ・スター』のみで二人を仕留めることは可能だろう。 何しろ、静葉のいる位置まで二人を追い込むことができる程、 『ハイウェイ・スター』を上手く操作することができるのだから。肉食獣の本能とでも言うのだろうか。 わざわざ静葉を追撃に出すまでもない。 彼女なら二人をこのB-4エリアから脱出を許さずに10分間近く追い回し、 自爆に追い込むことなど容易いに違いない。 だが、静葉はこうしてここにいた。 『虎の威を借りて』いるだけでは、強くなれない。 いずれはその虎さえ打ち倒し、あの計り知れない主催者たちに挑まなければならないのだから……。 あの大怪我を追っていたさとり妖怪が先ほどの窮地で思わぬ力を見せたように、 自らを窮地に追い込まなければ、成長することはできない。 ……思えば、不条理だ。滑稽だ。自分を成長させようとしたはずなのに、敵の方が成長してしまっている。 ならば、それさえも自分の糧にしてみせる。 ……でなければ、私に待つのは惨めな結末だけだ。 静葉が気を取り直すと、枝葉のテンポよく揺れる物音が近づいてきた。 寅丸さんが、上手く誘導してくれた様だ。 ……待て、様子がおかしい。 あの地獄鴉は、こんな音で飛ばない。 まるで、これは……。 静葉の視界に物音の正体が映る。 「何、アレ……猿!?」 静葉は思わず叫んだ……猿だ、猿がいる。古明地さとりが『足跡』を引き連れて向かってきている。 古明地さとりが両腕の袖から伸びるコードを交互に伸ばし、 空中に伸びる木々の枝を手繰りながら移動している。猿のように。 その速度は『ハイウェイ・スター』にも劣らない。 実際、彼女は追いすがるあの『足跡』から一定の距離を保ち続けている。 近づいてくるさとり。 猫草をさとりに向けて構える静葉。 そこで浮かぶ、疑問。 あの地獄鴉はどこへ行った? ……さとりを置いて一足先に脱出したか? あれほど必死に守ろうとしていたご主人様を置いて? そんな静葉に向かって、さとりが話しかけてくる。 「ごめんなさいねぇ、一人で来てしまって。 お空には、途中で見つけた虎の妖獣を襲わせたわ。 今頃、彼女は『トラ焼き』になっているんじゃないかしら」 「なっ……」 静葉は木の上を俊敏に渡るさとりに懸命に並走しながら、彼女の後ろを見る。 ……さとりの後を追う『足跡』は、『ハイウェイ・スター』は未だ健在。 つまり、本体の寅丸さんは無事で、今も射程距離内に、つまり私達と同じB-4エリア内に居る。 「……なるほど、ね」 こちらを横目で見るさとりが、ニヤリと厭な笑みを浮かべた。 彼女の胸に付いた目玉も、間近からしっかりとこちらを見ていた。 心を、読まれた。 「……カマを掛けたのね!」 静葉は猫草から空気弾を乱射しさとりを狙うも、まるで当たらない。 こちらの狙いを読んでいる上、触手を使った巧みな身のこなしで狙いを絞ることができないのだ。 「攻撃の意思しか読めなくなったわね。残念。質問タイムはお開きかしら」 おもむろにさとりの『第三の目』が上空を向き、一筋の光を放った。 ……狼煙だ。 誰に向けて? あの鴉しかいない。 足跡はひとつの目標しか追えない。さとりが足跡を引き連れているということは、あの鴉はフリー。 何を知らせた? この場所の、私だ。 狼煙の意味を察した瞬間、静葉の勘が最大音量で悲鳴を上げる!! !!Caution!! Caution!! Caution!! Caution!! 朝だというのに、太陽がいつの間にか『真上から』激しく照りつけている。 パチパチ、と、薪の燃えるような音が頭上で広がる。 見上げると、頭上の枝葉が綺麗に消えて無くなり、まばゆい光の球と円い青空が出現していた。 木々の間近に出現した『太陽』の放つ熱が、枝葉を一瞬の内に発火させ、焼きつくしたのだ。 円い青空はその跡だ。 青空の縁が火の輪を描き、その中央に映るは勿論、もちろん黒き凶つ鳥の影! !!Caution!! Caution!! Caution!! Caution!! 「核熱、『核反応制御不能』!! 消し飛ばせェェェーーーーーッ!!」 凶つ鳥は叫び、右手を静葉に向け振り下ろす。 光の球がいくつにも分裂し、静かに飛来する。 ギラギラとした球体は森の木々を飲み込み、瞬時に蒸発させながら大地へと吸い寄せられてゆく。 一つ一つの狙いは大雑把。だがそれ故に巻き込む範囲は広大で、静葉の足で逃げ切る事は不可能。 静葉があの攻撃から生き残る方法はただひとつ。 !!Caution!! Caution!! Caution!! Caution!! 「ス、『ストレイ・キャット』!! 防御をー!!」 猫草を天にかざし、防御を試みる静葉。 だがさすがの猫草もあの巨大な熱量を前に恐怖し、暴れだしている。 両手から抜けだそうとする猫草を、静葉は何とか押さえつける。 「うっ!」 その時静葉の左手の甲に、鋭い痛みが走った。 静葉の頭上を超え、逃げ去ろうとしていたさとりが、コードに持った草刈り鎌で静葉の手を切りつけていたのだ。 「浅い……『空気の塊』に阻まれたか。いずれにせよ、私ができるのはここまでね」 静葉の手から、猫草がこぼれかける。 降り注ぐ無数の光球を尻目に、さとりは足跡を引き連れ、樹の枝を伝って静葉とお空の元を離れていった。 「い、いやあああああああああ!!」 響き渡るは静葉の悲鳴のみ。 幾つもの白熱する火球は不気味なほど静かに大地に着弾し、辺り一面を白く焼きつくしていった。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 「ハアッ、ハアッ……」 さとりはお空の攻撃の巻き添えを食わぬよう、全速力で樹上を渡っていた。 ほぼ作戦通りだ。襲撃者の片割れをおびき出し、 あの『足跡』……『ハイウェイ・スター』の情報を聞き出して攻撃を加えることに成功した。 しかし……。 「お空、逃げる手助けで良いと言ったはずだけど……」 アレはさすがにやり過ぎだ。 制御棒を失った空、やはりエネルギーを制御できていないのだろうか。 それとも私の話を最期まで聞いていなかったのだろうか。 「力を使い果たしていないかしら……って熱い!」 全速力で離れている途中のさとりだったが、攻撃の余波で背中が熱い。 振り向くと、お空の攻撃による巨大な熱量の余波は爆心から100m以上離れ、 今も逃げ続けているさとりの背後にも及び、木々を炎に包んでいた。 分厚い炎と煙に阻まれ、お空と襲撃者の様子はとても伺えそうにない。 そこでさとりは気付く。 さとりを追ってきているはずの、足跡の姿が見えない。 振り向くと、20mほど離れた場所で、置いてけぼりを食らっていた。 燃え盛る地面の上をいくつもの足跡がピクピクとうごめいている。 「追い掛けて来ない? こちらの姿が見えていないの? ……あの足跡は、どういう原理かは判らないけど、炎で撹乱できるのかしら?」 ……じっくり様子を伺いたいところだったが、ここはまだ禁止エリアの中。 さらに、さとりの足がかりとなる樹木は爆心地から広がる炎で次々焼け落ちようとしている。 お空は心配だが、この場に長居はできない。 確か、命蓮寺の妖獣(寅丸星という名だったか)と 同じエリアに居なければ『足跡』が追ってくることはできないはずだ。 さとりは再び木々をコードで手繰り、B-4エリアからの脱出を目指した。 そこでさとりは、ふと、疑問を抱く。 我ながら、よくもこれほどまでに達者に木々を渡れるものだ。 生死の掛かった状況で必死だったとはいえ、あまりにも上手すぎる。 さとりは、今のように木々を渡った経験はない。少なくとも、記憶にはない。 いつも住んでいる地底にこの様な森は存在しないのだ。 おまけにこのさとり、自慢ではないが運動神経には全く自信がない。 こうして身体を動かすのは、苦手な方であると自覚している。 だというのに、今日初めて挑戦したはずの木々を渡る動きが、 歩いたり飛んだりするのと同じくらい、身体に染み付いた動作であると感じていた。 何故だろう? ……猿だ。 答えは、お空とあの襲撃者が教えてくれていた。 そうだ、私は、『覚(サトリ)』とは、猿だったのだ。 思い出した。『覚』は、元々は狒々(ヒヒ)……つまり猿の姿をとった妖であると言い伝えられていた。 太古の昔、まだ地上の森の中で暮らしていた『覚』は、 今の私のように、サードアイから延びるコードを『脚』として、木々を伝って移動していたのだろう。 人間達はそれを見て、『覚』が猿の妖怪だと言い伝えるようになったのだろう。 今考えついた私のこの説に根拠など、ない。 強いて言えば、木々の渡り方を覚えている、この私の身体が証拠だ。 ……それにしても、不思議なものだ。 このお腹の中の『モノ』から響いてきた声がきっかけで、私は歩く術を思い出したのだ。 これが何なのか、相変わらず判らないままだが…… 私にとって『吉』となってくれるモノであることは間違いなさそうだ。 僅かながら、光明が見えてきた。 それを実感すると、自然と『足取り』が軽くなる、古明地さとりだった。 後編へ⇒ノーカラテ・ノーサヴァイヴ
https://w.atwiki.jp/sengokuma/pages/188.html
/ ̄\ _ } )_ ´ ̄> ∨/ " ' ' ...、 / // ヽ ヽ ヘ /| / // / i ', \ / // __/// ,' i 八 } ヽ/ { ゝ-‐{ 7 | ハ リ / rfテァ i/ _|,'| i { レ_|/ ナ_ン タ ノ \i| ゝゞ`ヘツ , ""⊂・⊃ ) }"'t". v=ァ // ヾ={ ソ・⊃iiiゝ 二 イ|| // ∧x '""ヽ、 / |_ノヽ.i{ i).i ∨ | } ', 次の相手はどの魔王かな? / / i _ノ_人○ | ノ _ ∧ ○ ,' i ○'" | i | /ヽ \ ヘ ,' i ノ _f/ .| i i / \∧ ヘ | i i ̄ _ ', ! /{ / \ ヘ | ハ ',ー/ ゝ、 ヘ / \ \ ', 八 __/二 ̄ゝ、"_'_=- ∨ \ ゝ、 ゝ"''Y ヘヘ_|r─┐ { ', f"二{ ,' ‐'"∧-'";;・┤○.| ・} ∨/ { ̄」 / / .∨| | ̄ r┴┐`ヽ、 、_ノ i } ノ / / | | ┤○┤ /"''ヽ、 t [□]ヽ rー-、 _.i ̄i\| {ー--''"/ー┘/ \ \ "'L__//[□]"ゝ_○ } ヽ i \ |ー-┬ ∨∧ \ \ \/ ノ / ̄_) }_i_ / .| | |. \ヘ ∧. \ \ \ └i. / / ◎__) _[□] /. | | | ヘ ヘ ヘ \ \ \ L/ / ◎_) | [□]/ /| | | ∨ヘ ヘ \ /|/ノ>`ヽ_◎ _) _i ̄i ̄i. / | | |. ∨ヘ ヘ\_ノ|/ ̄/< |\|.  ̄ヘ 【アナンタ (伊東一刀斎景久)】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ アナンタは戦国時代の武将。飛騨の国人の家に生まれ、1代で飛騨をほぼ従えるも、 北陸に進出した入速出家に従属。入速出家の関東征伐に従って転戦し、両義式、 バーン、メルクリウス、ジャキなど錚々たる武将を個人で討ち取るなど、大きな武勲を立てた。 統一後、日向・大隅二か国32万石を与えられる。 戦場では主に刀を使ったが、名のある武将を討ち取る際は石を投げつけ、ひるんだところを 討ち取るという作戦で連勝を重ねたという。
https://w.atwiki.jp/san_ds3/pages/375.html
184年5月 英雄集結 シナリオの特徴 三国志の全ての時代の武将が登場する仮想シナリオ。 武将に年齢が無く、寿命による死亡が発生しない。 複数の勢力が合併したところもあり、バランスが調整されている。 君主(初期) 君主名 名声 (基本値) 武将 都市数 金 米 兵士数 曹操X 356 (500) 44 3 12000 22600 129000 劉備X 345 (480) 31 3 10800 17800 85000 孫堅X 327 (460) 37 3 11400 20400 103000 袁紹X 299 (420) 24 2 8700 16600 82000 袁術X 368 (380) 11 1 8100 13500 41000 董卓X 205 (290) 16 2 11300 27100 63000 呂布X 260 (370) 14 1 7000 16300 46000 張角X 354 (470) 22 3 11500 15500 85000 何進X 272 (370) 15 2 13000 23000 59000 馬騰X 253 (360) 15 1 6800 13900 60000 公孫瓚X 261 (370) 12 1 4400 12800 46000 孔融X 227 (320) 11 1 3900 12000 43000 劉表X 309 (430) 21 2 10400 21600 74000 劉焉X 293 (410) 20 2 7600 17600 71000 劉繇X 284 (400) 13 3 9000 18000 49000 張魯X 259 (360) 7 1 3800 13600 25000 孟獲X 237 (330) 18 2 6900 15100 63000 司馬懿X 277 (390) 13 1 7400 15700 48000 武将の初期能力 最初からいる武将は特殊能力を1つ覚えた状態でゲーム開始。 初期勇名は基本的に全員10だが、DS3からの変更点として 以下の武将は3000(25名)もしくは1500(55名)になっている。 勢力/初期勇名 3000 1500 曹操 曹操、夏侯淵、夏候惇、許褚、徐晃 曹仁、鄧艾、文鴦、郝昭、郭嘉、楽進、荀彧、荀攸、程昱、李典 劉備 諸葛亮、張飛、関羽 劉備、魏延、黄忠、徐庶、龐統、姜維、蒋琬、董允、費禕 孫堅 孫堅、呂蒙 黄蓋、程普、孫策、張昭、周泰、孫権、丁奉、陸抗、魯粛 袁紹 顔良、文醜 沮授、張郃、田豊 袁術 紀霊 董卓 董卓 賈詡、華雄、李儒 呂布 呂布、張遼 陳宮、高順 張角 張角 張宝 何進 丁原 馬騰 馬騰、馬超、龐徳 公孫瓚 趙雲 田予 孔融 太史慈 劉表 甘寧 蔡瑁 劉焉 李厳 雷銅、厳顔、張松、張任 劉繇 張魯 張魯 孟獲 孟獲 祝融、兀突骨、木鹿大王 司馬懿 司馬懿 司馬師、司馬昭、賈充、杜預、羊祜 未発見・在野武将 初年度のみ発見できる武将が決まっている模様。 3DS 英雄集結 未発見(在野)武将<初期配置のみ>を参照。 その後は登場する武将・時期ともにランダム。 場合によっては何百年経っても登場しない場合もあるので、武将カード集めの手段としてはあまり効率的ではない。 なお捜索で見つかる武将は全くのランダムではなく、基本的にその土地ゆかりの武将が出てくる。 勢力図 ずれていますので(´д`)Editへコピペしてください ┏━━┓ ┃ ┃ ┗━┳┛ ┏━┻┓ ┃公孫┃ ┗━┳┛ ┏━━┓┃ ┏━━┓ ┃袁紹┣┻━━┫袁紹┃ ┗┳━┛ ┗┳━┛ ┏━━┓ ┏━┻┓ ┏━━┓┃┏━━┓ ┃馬騰┃ ┃ ┃ ┃張角┣┻┫孔融┣━┓ ┗━┳┛ ┗┳━┛ ┗━┳┛ ┗━━┛ ┃ ┏━┻┓┏━━┓ ┃┏━━┓ ┃┏━━┓ ┃ ┃董卓┣┫董卓┃ ┣┫ ┣━┻┫曹操┃ ┃ ┗━┳┛┗━┳┛ ┃┗━┳┛ ┗━┳┛ ┃ ┏━┻┓ ┏┻━┓┏━━┓┏┻━┓┃ ┏━━┓┃┏━━┓┃ ┃ ┣┳┫何進┣┫何進┣┫司馬┃┣━┫曹操┣╋┫呂布┃┃ ┗┳━┛┃┗━┳┛┗━━┛┗┳┳┛┃ ┗━━┛┃┗┳━┛┃ ┃┏━┻┓ ┗━━━┳━━┫┣━┻┓ ┏━┻┓┃ ┃ ┣┫張魯┣━━┓ ┃張角┃┃曹操┣━━┫ ┃┃┏━┻┓ ┃┗━━┛ ┃ ┗┳┳┛┗━━┛ ┗━┳┛┣┫ ┃ ┏┻━┓ ┏┻━┓ ┃┗━━━┓ ┃ ┃┗━┳┛ ┃劉焉┃ ┃劉備┃┏┻━┓┏━┻┓ ┃ ┃ ┃ ┗━┳┛ ┗┳┳┛┃ ┃┃張角┣━━━━┛┏┻━┓┃ ┏━┻┓ ┏━━┫┃ ┗┳━┛┗━━┻━━━━━┫袁術┃┃ ┃劉焉┃ ┃劉備┃┗━━┫ ┗┳━┛┃ ┗┳━┫ ┗┳┳┛ ┏┻━┓ ┃ ┃ ┃ ┣━━┫┃ ┃劉表┣┓┏━━┓┏━━┓ ┃┏━┻┓┏━━┓ ┃ ┃ ┃┃ ┗━━┛┣┫劉表┣┫孫堅┣━┻┫劉繇┣┫劉繇┃ ┃ ┗━━┛┣━━━┳━━┓┃┗┳━┛┗┳━┛ ┗━━┛┗━┳┛ ┏┻━┓ ┏┻━┓ ┃劉備┣┛ ┃ ┣━┳━━┓ ┏━┻┓ ┃孟獲┃ ┃ ┃ ┗━━┻┓ ┃ ┏━┻┓┃ ┃ ┃劉繇┃ ┗━┳┛ ┗━┳┛┏━━┓ ┣━┻━┫孫堅┃┗━━┛ ┗━━┛ ┏━┻┓ ┣━┫孫堅┣━┛ ┗━┳┛ ┃孟獲┃ ┏━┻┓┗━┳┛ ┏━┻┓ ┗━━┛ ┃ ┃┏━┻┓ ┃ ┃ ┗━━┻┫ ┃ ┗━━┛ ┗━━┛ 名前
https://w.atwiki.jp/seadra-library/pages/160.html
空中で交差した両手の装甲でアイザックの放った円刃を受け止めたセシル。 しかし円刃は装甲に弾かれることなく、装甲上で高速回転を始める。 「・・・・なッ!!?」 セシルが驚愕に目を見開いた。 「僕のフレスベルグは放てば相手を追尾し、炸裂すればそこから回転数を上げるんですよ。便利でしょう?」 アイザックが冷笑を浮かべて言った。 ギイイイイイイイン!!!!と甲高い金属音を響かせて火花を散らす円刃を、力一杯セシルが両手を振るって弾いた。 弾かれた瞬間、円刃が無数の鳥の羽に「分解」した。 そしてその無数の羽は、かざしたアイザックの手へと集まっていく。 こうしてフレスベルグは手元へ回収できるのだ。 しかし、そこでアイザックの予想を超えた事態が発生した。 空中を舞う無数のフレスベルグの羽を「蹴って」セシルが飛来する。 「・・・・!!!!!」 手元に再び円刃を形成させていたアイザックの反応が遅れる。 上空からのセシルの鋭い蹴りは、射抜くようにアイザックの胸部に炸裂した。 「ぐはッ!!!!!」 仰け反ったアイザックが大きくよろめく。 「ほー。軽功舞身法使うのか」 エトワールがパチパチと気のない拍手をした。 「・・・・く! おのれ!!」 下半身に力を集中して、アイザックが吹き飛んで倒れる事だけは回避する。 手元にはもう円刃が形成されている。 一瞬後にこれを再び放つ。次は受けさせない。必ず当てる・・「フレスベルグのもう一つの特性」を使って。 澱んだ光を湛えたアイザックの瞳が再び標的を捉えたその時、そのセシルは既にアイザックの目前にいた。 (・・・・・・速い!!!!!) 投擲する隙はもう無い。 そのまま斬り付ける。 円刃がセシルの帽子をかすめて弾き飛ばした。 そしてセシルの組んだ両手の拳は、その帽子と数本の髪の毛と引き換えにアイザックの懐へと到達していた。 「・・・・うおおおっっ!!!!」 「・・・『クイックシルバー』!!」 セシルの拳が白い輝きを放つ。そして打撃の炸裂と同時に射出された光弾はアイザックの鎧を粉々に打ち砕いた。 鎧の破片が空中へ舞う。 そしてアイザックは身体をくの字に折った姿勢のまま吹き飛ばされ、床に激しく叩きつけられた。 「・・・うわ、だっせー。この糸目やられてくださいましたよ?」 足元に飛んできたアイザックの頭をつま先で小突くエトワール。 「・・・いやぁ、これはまた・・・お見苦しい所を・・・・」 ごほっと吐血しながらアイザックが苦笑した。 しかし薄笑いで軽口を叩いても立ち上がってはこれない。 「お見苦し過ぎて泣けてくるっつーの。どこの世界にアイドルにブッ飛ばされる将軍がいんだよ」 はーぁ、と大げさにため息をついてエトワールがセシルを見た。 「・・・まーこの空間じゃお前も本気出せねーよな。そこんとこはうちも一緒なわけだが・・・」 エトワールの瞳がつい、と細められる。 セシルが構えを深くする。 「まさかこんな場所で出っくわす事になるとはなァ。・・・・なんかお前さ、島から戻ってちょっとしたらいきなり大口の仕事キャンセルしまくったらしいじゃん?」 エトワールが笑う。セシルは答えない。 「キャンセルした仕事は諸々だけど、ある点のみ共通してるとこがあったとさ。・・・そうです、全部が財団系企業がスポンサーについてる仕事ばっかしなのでした」 「・・・・・・・・・・」 セシルが瞳の警戒の色を強めた。 「財団系企業がスポンサーに入ってる仕事蹴るって事は、大口の仕事ほとんど蹴るって事だもんなぁ。そりゃ仕事続けられねーよな。・・・そんで今回のコレだ。随分うちらの動向にアンテナ高くしてたみたいじゃん?」 「・・・アンタたちに、それは渡せない・・・!!」 セシルが走った。 常人の目には映らない速度でエトワールとの間合いを詰める。 そしてその速度のままに放たれた拳がエトワールに炸裂する。 ・・・しかし、拳に返ってくる肉を打つ感触は無く。その拳はエトワールだと思った残像を虚しく透過するのみであった。 「・・・・はい、ハズレー」 そして逆に、身体半分ずらして拳を回避したエトワールの拳が深々とセシルの鳩尾に突き刺さっていた。 「・・・・かハッ!」 セシルが血を吐いて前のめりになる。 その体勢のまま左の拳を突き出す。エトワールの姿がフッと消えて、またその拳が空を切る。 一瞬で数m後方に移動したエトワールが冷笑を浮かべる。 「うちと格闘戦互角以上にやれる奴なんかハイドラにだってそうそういないっつーの。そんでもまだやんの? めんどくせーから今逃げるなら追わないけど?」 シッシッ、とまるで野良犬を追い払うような仕草で手を振るエトワール。 「ここで逃げたら・・・」 セシルが口元の血を手の甲で乱暴に拭った。 「胸を張って、あの人に会いに行けなくなるのよ」 「あの人?」 一瞬ポカンとした表情を浮かべてから、エトワールは何かを思いついた顔をした。 「・・・あー、ウィリアム・バーンハルトね。バッカだねーお前。だったら尚の事黙って財団の広告塔やってりゃよかったのにさ」 「どういう意味よ」 セシルの瞳が険しさを増してエトワールを射抜く。 「あのセンセーはもうちょいで『こっち側』の人間になるって事だよん」 いひひひ、と白い歯を見せて笑うエトワール。セシルの奥歯がギリッと鳴った。 「馬鹿言わないで!! ・・・あの人は・・・」 「あの人は?」 セシルの言葉が止まった。 エトワールと視線が交錯する。 口元には冷笑があった。しかしエトワールの目は笑ってはいなかった。 「何知ってんの? あのセンセーの事さ。・・・うちは色々知ってるよ。多分、お前以上にね。けどまあ、それももうどうでもいい事か? だってさ・・・」 エトワールの瞳がすっと細められる。 「お前ここで、死ぬんだし」 「・・・・ッ!!」 セシルが走る。エトワールに向かって。 その向けられた恐ろしい殺気を、脳が理解して身が竦んでしまう前に。 向かってくるセシルへ向けて、エトワールが掌を向けた。 「『ショック』」 言葉と共に、目に見えない衝撃波が掌から放射状に周囲に放たれた。 セシルが吹き飛ばされる。 明滅する意識の中で、セシルは自身の身体の方々から骨の砕ける嫌な音を聞いた。 「・・・ぅ・・・」 微かに呻き声を上げる。 霧散しそうな意識を辛うじて繋ぎとめると、必死に自身の状態を確認する。 うつ伏せに倒れているようだ。・・・四肢はもう、まったく言う事を聞かない。 流れる赤い血と共に命そのものも流れ出ていくようだ。 ゆっくりと靴音が近付いてくる。・・・とどめを刺しに来る!! 立ち上がろうと必死に足掻く。 しかし今のセシルには痙攣のように身体を震わせるのが精一杯だった。 「うちのあれ食らってまだ人の形してるだけで大したモンだ。まー最後は苦しまないようにプチッて終わらせてあげるよ」 エトワールが手を上げた。 その指先の周囲の風景が蜃気楼のように歪む。 「最後だから言うけど、うちお前の歌結構好きだったよ・・・じゃあな」 「・・・・そこまでだ」 声は頭上から聞こえた。 「・・・えー? 今度は誰さ一体」 露骨に嫌そうにエトワールがそちらを見上げる。 吹き抜けのこのフロアの2層程上の壁面、テラスの様に張り出した空間の手すりに手を添えて一人の男が立っていた。 編み笠を被って、着物に袴姿の男だ。 「・・・・サムライ?」 エトワールが眉を顰める。 男が手すりを乗り越えて跳躍する。 そして最下層に着地した。 「それ以上やるつもりなら、私が相手になろう。エトワール・D・ロードリアス」 「ふーん・・・うちが誰なのか知った上で喧嘩売るつもりなんだ? 何者よお前・・・まず人と話す時は笠取りなよ」 エトワールが口を尖らせて抗議する。 編み笠を深く被った男の表情は窺い知る事はできない。 「この笠は故あって取るわけにはいかん」 言いつつ男が着物の襟をぐっと掴んだ。 「代わりに脱ごう」 「・・・何でやねん」 半眼で突っ込みが入る。 「脱ごう!」 「いや、やめときなって。寒いんだから」 周囲は冷凍庫並に冷えている。本来防寒具が必要な空間である。 「・・・だがあえて脱ごう!!!!」 バサッ!!!と男がどういう理屈でか一息に脱ぎ捨てた着物と袴を脇へと放った。 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア本当に脱ぎやがった!!!!! どうすんのサルマタだよ褌だよジャパニーズパンツだよ!!!!!」 真っ赤になったエトワールが慌てる。 褌姿になった男はガチガチと奥歯を激しく鳴らしながら 「・・・・・寒い!!!」 と、叫んだ。 第13話 2← →第13話 4
https://w.atwiki.jp/honobono3/pages/42.html
名将(趙雲、列伝武将) 名将(各地RE武将) 在野武将(クエスト完了後に捕獲可) 在野武将(各地武将) 特殊武将(cβ特典、課金等による入手) 黄金伝説の武将 名将(趙雲、列伝武将) 武将名 特性 特徴 領地スキル 習得スキル 入手方法 出現Lv 趙雲 勇猛果敢LV1(勇敢+4) 錐刺槍はらい天地貫通危地突破強攻武神転生 鉅鹿・趙幸捕獲後出現 張角 太平妖術太陽拳張老子の授業ニセ医者陰謀策士 鉅鹿・張角列伝 袁紹 突進烈風斬騎兵突撃強攻俊敏猛将 ギョウ・袁紹列伝 曹操 治世の能臣LV1(知力+3) 領主の徴税疲労度-20%(徴税の疲労度+20%→+16%) 火の鳥火攻めデマ戦陣天下発令策士 許昌・曹操列伝 孫堅 忠義の心LV1(防御+8) 地裂斬猛虎登頂騎兵突撃鉄壁戦線猛将守護パワー 洛陽・孫堅列伝 50 賈ク トリックLV1(知力+5) 火攻め炎虎乱舞強風呪裏戦法知識 函谷・賈ク列伝 55 貂蝉 ぶりっ子薬効守護の舞戦闘の舞離間の策天使の輪 長安・貂蝉列伝 60 呂布 鬼神猛襲怒火強襲無双乱舞 徐州 65 劉備 未卜先知<混乱等の行動不能デバフを1ターン防ぐ>破唸幻影殺<敵前衛横3体> 徐州 65 夏侯淵 武勇LV1(物理攻撃力+7、防御力+4) 穿心箭串焼箭(縦範囲2、継承不可)満天箭雨(必殺)盲射強攻猛将 列伝 72 許チョ 関羽 81 張飛 董卓 名将(各地RE武将) 武将名 特性 特徴 領地スキル 習得スキル 入手方法 出現Lv 出陣Lv 張梁 北平 張宝 太平妖術破壊風圧陰謀 鉅鹿 顔良 平斬全力の一撃鉄壁守護パワー猛将 ギョウ 文醜 水平斬全力の一撃騎兵突撃強攻猛将 ギョウ 華雄 水平斬騎兵突撃地烈斧強攻猛将 許昌 李儒 天雷呪強風呪時間稼ぎ策士陰謀 函谷 徐晃 叩き割り転進腰斬強攻猛将運命共同体守護パワー 長安 陳宮 徐州 荀攸 東郡 于禁 東郡 公孫サン 北海 孔融 北海 袁術 寿春 高順 在野武将(クエスト完了後に捕獲可) 武将名 特性 特徴 領地スキル 習得スキル 入手方法 パオズ 自力攻撃おすそわけ メインクエスト アーレン 水平斬水流斬応急手当 タク郡 アーロン 水平斬烈風斬応急手当 タク郡 白衣の武者 勇猛果敢 農場1 水平斬水流斬運命共同体さあ殴れ 楼桑村 道士 喜捨1 7つの真髄火攻め薬効まごころ弁当医師の慈悲 楼桑村 章天 温厚冷静熟慮信義強靭 太平妖術天雷呪陰謀退化光波デマ 趙幸 親切機敏豪胆剛毅勇猛積極 飛矢破魔矢必達の矢俊敏強攻 張譲 ひっかけかげぐち火攻め陰謀 趙忠 ひっかけ闇の仕事人デマ先制 智白 ひっかけ強風呪陰謀策士 楼桑村 ハーリン 水平斬波動拳自分を信じろ俊敏 盧竜口 司庫馬 ひっかけ薬効解毒剤散布先制 鉅鹿 五斗米教士 熟慮温厚信義冷静自律強靭 ひっかけ天雷呪陰謀先制 鉅鹿 カイ進 勇猛機敏豪胆積極親切剛毅 飛矢狩猟強攻猛将 鉅鹿 南泗 真・クラウディング真・バーサーカー漠・忙しい達人俊敏 ギョウ エンシュウ ギョウ 金ジ守 ギョウ フェイ 錐刺侍衛自分を信じろ 許昌 雪美 快速包帯天女散華遅効薬泣いちゃうかも医師の慈悲 洛陽 怪盗・花 影斬一輪の花を贈る無言強攻俊敏朔影追魂 許昌 曹桑 許昌 バハロン 勇猛豪胆機敏衝動的剛毅 突進運命共同体さあ殴れ侍衛 洛陽 シーファン 親切機敏剛毅豪胆勇猛 突進烈風斬騎兵突撃猛将 洛陽 杜子棟 積極冷血楽観機敏親切 突進地裂斬俊敏 洛陽 白和尚 7つの真髄薬効遅効薬解毒剤散布医師の慈悲 函谷 邪覇 闇の仕事人天雷呪退化光波 函谷 ジャムス 突進烈風斬 函谷 黄剛 突進強攻侍衛自分を信じろ 長安 範暁宴 ぶりっ子ビーム泣いちゃうかも遅効薬退化光波先制 長安 段康 果敢勇猛豪胆忠誠 錐刺騎兵突撃猛将俊敏 長安 義賊-梅 簡雍 花貂姫 董白 ファンクラブのリーダー 張鉄手 在野武将(各地武将) 武将名 特性 特徴 領地スキル 習得スキル 入手方法 ニンジー貴公子 屯田1 ひげ根闇討ち通行料を払え 北平 大イノシシ 牧場1 猪突猛進乱れ撞きバイタリティ 北平 北平極悪人 水平斬通行料を払え 北平 程遠志 北平 鄧茂 北平 張曼成 ひっかけ火攻めニセ医者 北平 逐鹿蛮王 突進千斤落とし俊敏 北平 黄巾首領 太平妖術破壊風圧陰謀 鉅鹿 黄巾大将 蒼天撃落とし穴猛将 鉅鹿 趙弘 突進ネズミ退治強攻 鉅鹿 韓忠 果敢 突進波動拳さあ殴れ 鉅鹿 孫仲 冒険 突進応急処置さあ殴れ 鉅鹿 黒い鬼 ひっかけ火攻め闇牢 鉅鹿 白い鬼 水攻め戦慄陰謀 鉅鹿 平原山賊王 通行料を払え恐喝俊敏 鉅鹿 粗忽なならず者 殴打波動拳俊敏 ギョウ 高覧 背面攻撃突進騎兵突撃 ギョウ 楊義(開発元では麹義) 突進騎兵突撃千斤落とし ギョウ 極道ウサギのボス 徴税1領主の徴税疲労度-10% 突進集団リンチ死闘 ギョウ 侯成 突進波動拳応急処置 許昌 魏続 突進乱れ撞き通行料を払え 許昌 宋憲 突進猛虎登頂火事場泥棒 許昌 碧眼タイガー ガブッ!集団リンチ地烈斬 許昌 徐栄 大鉈振るい俊敏強攻 函谷 張済 錐刺俊敏騎兵突撃 函谷 龍戒 背面攻撃侍衛さあ殴れ 函谷 黒土番王 突進猛将遅効薬 函谷 王允 ひっかけ天雷呪謀反の画策 長安 李? 突進騎兵突撃背面攻撃 長安 郭汜 突進千斤落とし地烈斧 長安 魔化傲慢道士 ひっかけ天雷呪強風呪 長安 張ガイ 徐州 覇者にゃんこ 徐州 曹豹 徐州 モウ太郎 徐州 陳登 東郡 王朗 東郡 氷雪男 北海 孫乾 北海 于毒 北海 雷薄 寿春 袁胤 寿春 蒋欽 寿春 蛮王大頭目 突進千斤落とし俊敏 キョンシー王 うさキング 閻魔特使・黒無常 閻魔特使・白無常 巨大パオズ 包丁の鬼パンダ 厨房王の一番弟子 怒れる牛魔王 豚小兵 独眼厨房王 羊頭人 白蛇精 北海蟹大将 九命化猫 特殊武将(cβ特典、課金等による入手) 武将名 特性 特徴 領地スキル 習得スキル 入手方法 潘鳳 真田幸村 武士の魂LV1 錐刺突撃日本一の兵真田の赤備え心眼猛将 cβ特典 戦国武将(日本) ねね 課金限定販売 戦国武将(日本) 伊達政宗 課金限定販売 戦国武将(日本) 黄金伝説の武将 武将名 特性 特徴 領地スキル 習得スキル 入手方法 18金モグウ 18金の光 黄金伝説 20金モグウ ぶりっ子ビーム金ピカ泣いちゃうかも退化光波20金の光 黄金伝説 24金モグウ 24金の光 黄金伝説 守銭奴 ガブッ!通行料を払え守護パワー侍衛 黄金伝説 ピョンピョン 黄金伝説 マミーヤモグウ 黄金伝説 エレファン 黄金伝説 怨姫 黄金伝説 バーニングタート 黄金伝説 口裂け猫 黄金伝説 鋼のモグウ 黄金伝説 未実装? FBモグウ スカイブルーモグウ 田双 麋夫人 Mr.Wishグリーンマン
https://w.atwiki.jp/ktsangoku/pages/40.html
専属武器の効果については、同じ神武将であっても効果が異なる場合がありますので、記載を省略しています。 ※抜け・誤りがある場合はご指摘ください。 武将一覧 名前 武 智 政 統 魅 計 技能・専属武器 備考 神諸葛亮 108 150 105 123 145 631 五龍の火7%の確率で戦闘中に、当方全ての武将の戦闘力を10%アップできる 諸葛羽扇 神司馬懿 109 144 103 132 141 629 飛沙走石7%の確率で戦闘中に、敵の武将の戦闘力を10%減らさせる 黒彗扇 神曹操 112 136 104 122 146 620 神龍附体50%の確率で進撃する時に、当方の参戦部隊の攻撃力を10%増加させる 倚天剣 神周瑜 111 144 96 126 142 619 水滝敵営7%の確率で戦闘中に、作戦単位の30%の数の船を戦いに出させる 淮陰剣 神孫策 145 107 89 121 136 598 調虎離山7%の確率で敵の一番弱い部隊を出戦させる 覇王槍 神陸遜 96 142 97 122 140 597 火焼連営7%の確率で進撃する時に、敵の防衛船を無視できる 閃燕剣 神孫堅 135 105 98 118 140 596 虎歩龍行戦闘中7%の確率で敵陣営武力が60以下の武将参戦不可 2014/1/21- 古錠刀 神趙雲 140 114 75 117 142 588 神風突刺7%の確率で進撃する時に、当方部隊の防御力を攻撃力に転化させる 2013/9/22更新 龍胆亮銀槍 神姜維 127 125 97 109 125 583 疾風連刺15%の確率で当方の出戦部隊の攻撃力を20%増加させる 昂龍三尖叉 神関羽 143 112 72 118 137 582 武聖顕霊7%の確率で進撃する時に、敵の40%の防衛施設を無視できる 青龍偃月刀 神郭嘉 95 147 94 105 137 578 寒氷領域20%の確率で防衛に失敗した時に、黄金と食糧と部隊を減少させない 桃花扇 神張角 95 129 90 106 147 567 天公助陣5%の確率で、進撃する時、当方の参戦部隊をさらに1倍増加させる 2013/9/22更新 南仙杖 神劉備 101 102 110 105 147 565 慈悲為懐20%の確率で攻撃した時に勝利した場合、敵の生命力を1点のみ減少させる(懸賞の場合無効) 雌雄双股剣 神孫尚香 123 94 92 110 145 564 乱世梟香5%の確率で防御する時に、当方の出戦部隊を倍に増加させる 鳳鳴環 神呂蒙 123 118 87 122 114 564 狂雷天劫10%の確率で進撃する時に連盟数を無視し、目前レベルの派遣できる最大部隊を参戦させる 2013/9/22- 虹刃剣 神呂布 150 91 73 111 136 561 無双乱舞15%の確率で検証されているプレイヤーに攻め入る時に、一気に相手を斬れる(神武将には無効) 方天画戟 神華佗 90 141 100 89 137 557 妙手仁心5%の確率で攻撃する時に勝利した場合、敵の生命力を100点増やす 浄水葫芦 神黄忠 131 90 92 110 129 552 曠世神弓12%の確率で進撃する時に、敵の防御力を20%下げる。 2013/9/22更新 万石弓 神龐統 95 142 102 120 90 549 借蠱蝕心10%の確率で進撃する時に、敵の防衛属性点数によって、当方の攻撃力を増加させる 2014/1/21- 鳳羽扇 神夏候惇 135 87 80 108 136 546 剛烈不屈7%の確率で防御または懸賞戦に、敵の生命力の50%に相当するダメージを与える(神武将には無効) 新亭候 神黄蓋 119 107 85 115 120 546 火神雙刃25%の確率で秒漁船または懸賞に、敵に3倍の損傷を与える(神武将には無効) 2013/9/22更新 離火双刃 神甘寧 135 97 88 103 120 543 軽騎奇襲5%の確率で進撃する時に、勝利した場合、敵の所有する黄金の半分を奪う 覇江刀 神賈詡 97 146 95 102 99 539 蠱惑随行25%の確率で攻撃した時に敵の損した部隊を降伏させる 鉄骨扇 神甄姫 94 130 88 80 144 536 霊蛇毒舞50%の確率で防衛する時に、敵の攻撃が成功した場合、攻撃方の生命力を25点減少させる 2013/9/22- 鵑花扇 神太史慈 140 90 75 102 128 535 貫願奮戦25%の確率で進撃する時に、敵と当方のレベルが同じである場合、神太史慈の能力を3倍に増加させる 2014/1/21- 月牙戟 神華雄 126 62 100 114 133 535 幻刃連斬7%の確率で進撃する時に勝利した場合、敵の2倍の黄金と食糧を奪い、2倍の経験と功績を獲得できる 2013/9/22更新 昆吾刀 神鄧艾 101 133 91 107 101 533 狂風大作10%の確率で進撃する時に当方の参戦部隊の攻撃力を30%増加させる 麒麟刃 神張遼 133 117 68 116 95 529 刀気縦横5%の確率で敵の参戦部隊を50%減少させる 承影 神顏良 137 90 80 105 113 525 鐵騎戦魂60%の確率で騎兵部隊が参戦する時に、当方部隊の攻撃力10%を増加させる 2013/9/22- 環首朴刀 神馬超 141 96 76 102 109 524 全軍突撃10%の確率で進撃する時に、当方の参戦騎兵部隊の攻撃力を2倍にする 虎頭湛金槍 神張飛 146 92 86 100 100 524 破胆咆哮5%の確率で進撃する時、敵の防衛部隊を戦争に出させない 丈八蛇矛 神許褚 145 90 88 102 99 524 猛虎嗜血進撃する時、50%の確率で敵の損した生命力を吸い込む 震山錘 神貂蝉 98 121 75 77 150 521 一笑傾城10%の確率で防衛する時に、敵部隊の攻撃力を50%下げる 牡丹扇 神典韋 144 89 87 101 98 519 蚩尤噬神10%の確率で戦闘する時に、大喝で敵の参戦武将を1名退く 2014/1/21- 碧蛇矛 神関平 110 99 92 102 115 518 碎裂大地10%の確率で敵部隊の損失確率を2倍にする 蜀 任務 降龍刀 神曹洪 112 99 85 100 122 518 鬼火附身15%の確率で戦闘中に統治力を減少させない 魏 任務 純鈞 神馬騰 110 91 89 102 126 518 回馬連穿20%の確率で防衛または懸賞戦に、敵に2倍のダメージを与える(神武将には無効) 群雄 任務 梨花槍 神凌統 116 96 85 96 125 518 破甲旋風10%の確率で当方の部隊に損失を出させない 呉 任務 怒涛棍 神黄月英 94 135 102 92 93 516 月魂之陣20%の確率で防御する時に、敵の統治力を半分現象させる 2013/9/22- 諸葛連弩 神于禁 108 97 105 97 81 488 声東撃西10%の確率で進撃する時に勝利した場合、2倍の食糧を奪い取れる 魏 任務 霊宝弓 神紀霊 110 91 88 95 104 488 霜狼刀陣10%の確率で進撃した時に勝利した場合、2倍の黄金を奪い取れる 群雄 任務 三尖両刃刀 神丁奉 110 95 90 95 98 488 雷雲風暴10%の確率で当方部隊の防御力を10%増加させる 呉 任務 烈風叉 神廖化 107 96 91 98 96 488 烈火護体20%の確率で戦闘中に生命力を減少させない 蜀 任務 短鈎叉 神左慈 ※未登場 幽冥呪符 神于吉 ※未登場 魚腸 神董卓 ※未登場 七星劍 神黄蓋も総合ステがアップしてますよ。 -- 陳思涵 (2013-09-25 15 12 16) あと黄忠と張角も。他にも上がってるかもしれません。 -- 陳 (2013-09-25 15 15 22) ↑↑↑↑ご指摘ありがとうございます。他にも幾つか変わってました一通り修正しました。 -- 管理人 (2013-09-25 17 09 45) 趙雲の能力がメンテ後に変わっています -- Arys (2013-09-30 20 13 10) ↑↑↑↑ご指摘ありがとうございます。修正しました。 -- 管理人 (2013-10-07 11 06 48) 神孫策:覇王槍 武+1/Lv4:武+4・統+2、技が発動する際に攻撃力を5%上げる/Lv5:武+7・統+4、技が発動する際に攻撃力を5%上げる/Lv6、武+7・統+4、技が発動する際に攻撃力を9%上げる -- ( ゚ρ゚ ) (2013-10-16 15 56 39) 神馬騰:梨花槍 武+1/Lv1:武+1・統+2/Lv3:武+5・統+5/Lv4:武+5・統+5、技が発動する際に敵生命力の20%の数のダメージを与える/Lv5:武+10・統+8、技が発動する際に敵生命力の20%の数のダメージを与える -- ( ゚ρ゚ ) (2013-10-16 16 04 24) 神華佗:浄水葫芦 智+1/Lv3:武+2・智+6/Lv4:武+2・智+6、技が発動する際に敵の生命力を更に25点回復させる/Lv5:武+4・智+10、技が発動する際に敵の生命力を更に25点回復させる -- ( ゚ρ゚ ) (2013-10-16 16 10 25) 神甘寧:覇江刀 武+1/Lv3:武+5・統+4/Lv4:武+5・統+4、技が発動する際に更に敵の所有する黄金の5%を奪える/Lv5:武+10・統+5、技が発動する際に更に敵の所有する黄金の5%を奪える -- ( ゚ρ゚ ) (2013-10-16 16 15 12) 神郭嘉:桃花扇 智+1/Lv1:智+1・統+1/Lv2:智+2・統+1・魅+1/Lv4:智+3・統+3・魅+1、技が発動する際に敵の統治力の10%を減少させる/Lv5:智+6・統+5・魅+1、技が発動する際に敵の統治力の10%を減少させる/Lv6:智+6・統+5・魅+1、技が発動する際に敵の統治力の25%を減少させる -- ( ゚ρ゚ ) (2013-10-16 16 23 58) 神呂蒙:虹刃剣 武+1/Lv4:武+8、参戦部隊を更に15%増やす/Lv5:武+14、参戦部隊を更に15%増やす -- ( ゚ρ゚ ) (2013-10-16 17 00 14) 神甘寧:覇江刀 Lv6:武+10・統+5、更に敵の所有する黄金の15%を奪える -- ( ゚ρ゚ ) (2013-10-16 17 01 06) とりあえず幾つか調べましたが、かなりしんどい…。 -- ( ゚ρ゚ ) (2013-10-16 17 03 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sengokuma/pages/202.html
_ rーr―r、rヽ、 /. . \ r―/二二、´. . .ヽヽ\ /. . . . . . \/ー. . . . . . . . .ヽ. . .ヽ. ..ヽ /. . . . . . . . . .ヾ. . . . . . . . . . . . .ヽ. .\. l /. . ./. . . /. . . /`. . . .ハ. . . . .ヽ. . . . ヽ. ヾ| /. . /. . . /. ./../. . ./. ./ |.|ヽ. l. . ヽ. . . ヽ. .ヽ /. . / . . /. . /. |. . . l. ./ |,l ヽ. |. . .ヽ. . . ヽ. . ヽ /. . /. . ../. . .| . |. . . |. | _|.|_,,ヽl_l. . .ヽ. . . .l. . . ヽ | . /|. . . |. . . | . |. . . |. l'´r|.|―-、ヽ . ヽ_. . .l. . . . ヽ |. .| |. . . |. . ..」」_ヽ. . |. l l、ノ;ヽヽl. . ヽヽ./. . . . ..ヽ |. .| |. . . |. . . |/ljヽヽ |ヾ ヾ ;;メ |. . .|ノイ. . . . . . ヽ |. .| |. . . |. . . |l ヾ ;;l ヾ /// |. . .|. . . . . ヽ. . .ヽ |. .| |. . . |. . . ハ ` ' |. .|.|. |. . . . .ヽ. . .ヽ |. .| ヽ. . ヽ. . |ハ〃 ー ´ /∥..|.|. |. . . . . ヽ. . ヽ ヾ.| ヽ. . ヽ. .|. .ヽ / |. /リ. |ヽ. . . . .ヽ. ..ヽ ヽ. . ヽ..| \. .. > - ' |./ヽri.| ヽ. . . . . ヽ ヽ ヽ. .ヽ ゝ. . | / |;;;|\ヽ. . . . . ヽヽ ヽ..ヽイ/l 、.ヽ| ___/ |;;;|/ ヽ、. . .ヽヽ / ヾ/;;/| ヾヽ / /;;;;| ヽ. ヽ _/ /;;/ .| /;;;;;;;| ヽヽ / .... /;;/ l / /;;;;;;;;;;| ヽ / .... /;;;;;;;;;\ | / /;;;;;;;;;;;;;| ヽ/ ... /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\__ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ 【千葉キリノ (as 三好義賢)】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 千葉キリノは戦国時代の武将。川添家臣。文武ともに優れ長く丹波守護代として 川添領西部を治めていた。しかし入速出家臣ニャル子との戦闘に敗れ領地を失い、 ジョセフ家を頼るもジョセフ家が入速出に降伏したことから野に下ることになった。 戦後、入速出やる夫が始めた海外移民事業に応募、主君の珠姫他旧川添家臣を連れ 天領カルフォルニアに移民した。キリノが開拓した土地は新丹波と命名され、 現在に至るまでカルフォルニア諸藩に食料を供給している。
https://w.atwiki.jp/seadra-library/pages/159.html
帝國首都陥落の報は衝撃となって全世界を駆け巡った。 翌早朝に第一帝位継承者フレデリック・クルス・ラ・ルーナが降伏宣言を出し、帝國全土の兵にこれ以上の交戦を控えるように呼びかけた。 しかし帝國軍の一部はこれに応じず、現在も帝都周辺では散発的な戦闘が続いている。 「まー想像は出来た事だけどな。受け入れられないだろ。歴史と伝統を誇る世界有数の軍事大国の軍が得体の知れない○○○○軍団に負けました、じゃさー」 退屈そうに欠伸をしながらブロンドの少女が言う。 彼女の名前はエトワール・D・ロードリアス。 財団総帥ギャラガーの姪である。 「ですが、我々は皇族を全員抑えています。彼らも思い切った手は打てませんよ」 その斜め後ろを歩くアイザックが言う。 帝城の冷たい廊下には彼ら2人の足音だけが響いていた。 そのままエレベーターに乗り込む2人。 扉が閉まると、アイザックはカードを取り出して操作盤に読み込ませるとパスワードを打ち込んだ。 静かにエレベーターが降下を始める。 「本来存在しないはず」の階層へと降りていく。 最下層へと到着し、2人はエレベーターを降りた。 「・・・・寒っ」 エトワールがぶるっと震える。 この層のみ気温が極端に低いのだ。瞬く間に吐く息は白くなる。 「何だこれ! 元々寒い国さらに冷やして何したいのさ!?」 「・・・低温で保存する必要があるみたいなんですよ」 途中、防寒着を着込んだ数名の職員とすれ違う。 彼らは軽く会釈だけしてそのまま通り過ぎて行った。 「異分子に対して無関心過ぎじゃね?」 エトワールが自分をちょいちょいと指さして言う。 「僕と一緒だったからでしょう。それに、確かに彼らは自分たちの研究結果以外の事には驚くほど無関心ですよ」 「・・・・上で自分らの国が滅んでんのにかよ」 両手を後頭部で重ね合わせてそこに頭を乗せるようにして、上を見上げたエトワールが、ほう、と一つ白い息の塊を吐き出した。 最下層最深部へと到着する。 そこは巨大な円形のフロアだった。 中央に透き通った円形の柱のような物が立っている。 内部は液体で満たされており、時折ぼこっと泡が上がっているのがわかる。 その水槽の中央にエトワールの求めるものがあった。 「・・・どーも、神サマ」 水槽に手を添えてエトワールがニヤリと笑った。 「さーこれさえこっちの手に入りゃこんなとこに用はねーですよ。回収してさっさと撤収だ。後は兵団が好きにやりゃいいさ。・・・うちらのバックアップ抜けてどんだけやれんのか知らんけどな」 「先程部下から報告がありました。早速ファーレンクーンツ共和国よりヨーゼフ少将の一軍が帝國国境目指して北上中だそうです。名目は治安維持活動だそうで」 それを聞いたエトワールが半眼でべぇ、と舌を出す。 「ハイ出ましたお得意の呼んでない正義の味方」 「南部国境線の守備隊の指揮官、六剣皇エルザ将軍は筋金入りの共和国嫌いです。すんなりは通しませんよ。向こうもメンツかけて来ているし、追い返されましたで済むはずないんで、小競り合いになるでしょうねぇ」 六剣皇エルザは帝國南部、共和国領との国境線を守護する将軍だ。 その任務の重要性から、今回の争乱の中唯一まったく部隊を動かしていない。 「まーせいぜい泥沼になってちょーだいよ。四王国は疲弊してくれりゃくれるほど、うちらがアレコレやり易く・・・」 エトワールの言葉が止まった。 誰かが息を切らして最深部に駆け込んで来たからだった。 エトワールとアイザックが振り返る。 息を切らして駆け込んできた少女。 ジーンズにパーカー姿。メガネにつばを後ろにして帽子を被った少女。 ほんの半月前まで世界中で話題になっていた少女だった。 「おやま、こりゃキグーだ」 エトワールが口の端を上げた。 「・・・歌姫サマはここ顔パスなのか?」 そして隣にいるアイザックに尋ねる。肯いて肯定の意を示すアイザック。 「彼女は例のプロジェクトの『被験者』ですからね。半年に一回は検診を受けていましたし、通行証を持っているはずですよ」 そう言って胸のポケットから先程エレベーターで使ったカードを取り出して見せる。 「・・・アンタたちの狙いは・・・やっぱり・・・・」 荒い息を吐きつつ、セシルが2人を睨んだ。 「神声(ゴッドヴォイス)を持つ只1人の被験体か・・・・。いっそ歌姫じゃなくて歌神様って名乗ったら?」 コンコン、とノックするように水槽を叩いてエトワールが獰猛な笑みを浮かべた。 「・・・・・・『こんなもんが混じって』んだからさぁ!!」 「・・・・・!!!!!」 バン!!!! と跳躍音を響かせてセシルが大きくエトワールへ向けて跳んだ。 「・・・夜の森を駆けろ!! 深雪の狩人!!! 『アニムス』!!!!」 叫ぶセシルの両手が輝いて、そこに銀のガントレットが装着される。 手甲には左右どちらも表の手首から肉厚の短い刃が付いている。 その刃をかざしてセシルがエトワールに襲い掛かる。 しかしエトワールは数歩下がると、その前にはアイザックが立ち塞がった。 アイザックが上空のセシルに向けて両手を突き出す。 「・・・啄ばめ、抉れ、貪り喰らえ地獄の猛禽・・・『フレスベルグ』」 その手に巨大な円形の刃が浮かび上がる。 その刃を放つアイザック。 「・・・くっ!!!!!」 上空で両手を交差してその一撃を受け止めるセシル。 極寒の地下空間に激しい金属音が響き渡った。 第13話 1← →第13話 3
https://w.atwiki.jp/seadra-library/pages/162.html
-始まりに、一つの契約があった- その女神は契約によって、1人の男の剣に宿った。男はその剣に宿った女神の力を借りて戦乱に明け暮れていた祖国を一つに纏め国を築いた。 そして男は初代皇帝を名乗り、自らの帝國に剣に宿った女神の名を冠した。 ルーナ帝國の始まりである。 「しかし彼の子孫達は女神様が剣の中にいらっしゃるだけじゃ満足できなくなったのさ」 回収されたシリンダー・・・その中にいる眠ったように目を閉じて動かない女神ルーナを前にアレス大統領が言った。 「もっと女神の力を効率的に利用したいと考えた。聖剣は装置に組み込まれて女神は逃げられなくなった。そして何世代もかけてその力を再現する方法が研究されてきた」 「・・・まさしく神をも恐れぬ所業だ」 褌の男が静かに、重く言い放つ。 そして背後を見る。そこには医療班の賢明な治療を受けているセシルがいる。 「彼女がその『成果』というわけか」 「レディ・セシルは神の『声』を受継いだと言われているよ。聞くものに自らの望む効果をもたらす『言霊』(コトダマ)の宿った声の持ち主だ。強く念じて喋れば言葉一つで人を操る事すら可能だというね」 褌の男が黙り込んだ。 彼女はその声の力で歌い手として大成功を収めたのだろう。 世界中の人々に愛されて受け入れられた彼女の歌・・・果たして彼女はその声にどのような想いを乗せて歌ってきたのだろうか・・・。 一方、地上ではエトワールが部下に慌しく指示を飛ばしていた。 「早くしろ!! うちのスパイドルを持ってこい!! 追撃するぞ!!!」 その隣でアイザックが、うーむと眉間に皺を寄せる。 「ですがエトワール様、エイブラハムとスパイドルじゃ艦の規模に違いがあり過ぎますよ」 「うっせーそんな事はわかってんだよ! 近付けば機動力じゃこっちに分がある! 小回りを効かせて勝負すればどうにかな・・・・・・あれ?」 急にキョトンとした表情を浮かべるとエトワールがある方向を見た。 帝城へと続く帝都大通りの方向だ。 「・・・・ぬ!!!」 上空エイブラハム内部。 大統領をエトワールと同じ所を見た。 褌の男もそちらを見ている。 その頬に一筋、汗が伝った。 大通りを帝城に向けて一台の蒸気自動車が走ってくる。 黒塗りの大型車だ。要人用の最高級仕様車。先端には金の女神のエンブレムがある。 黒塗りの車はエンジン音を響かせて城門をくぐると停車した。 すぐに運転席から運転手が降りて後部座席のドアを開くと恭しく一礼する。 スーツ姿の男が後部座席から降り立った。 運転手が白い外套を差し出し、男がスーツの上からそれを羽織る。 「・・・・どったん? 今日こっち来るなんて話聞いてないけど」 エトワールに問われ、スーツの男がそちらを見た。 「ほんの気まぐれだ。今日はこのあたりで良き出会いがあるような気がしてな」 よく響く低い声でスーツの男が答える。 そして頭上のエイブラハムを見上げた。 「だが私の直感も捨てたものではないな。そうだろう? ジェイムズ・アレス」 髭の奥の口が笑みの形に歪む。 「どうした・・・そんな所にいては話もし辛い。降りてきたまえ」 ガクン!とエイブラハムが大きく揺れた。 ぐらりとブリッジが傾く。 「状況を!!!」 大統領が叫んだ。 「わかりません!! 急に出力が低下して・・・降下しています!!!」 銃士の1人が計器を見ながら叫ぶ。 ギリッと大統領の奥歯が鳴った。 「・・・・ギャラガー・・・・!!」 真下にいる怨敵の名が口から零れる。 財団総帥ギャラガー・C・ロードリアス・・・この世界を裏側から支配していると言われる男。 大統領がブリッジの隅に置いてあった3つの木箱へ向けて手をかざした。木箱が砕け散り中から小型の蒸気エンジンが浮遊する。 「蒸気王」・・・エンジンさえあれば周囲から材料となるものを引き寄せて蒸気機械を組み上げる異能。その力が発動し瞬く間にレーザー砲を搭載した3機の小型衛星が組み上がった。 「いいか! コントロールを回復したら私に構わず全速力でこの空域より離脱しろ!! 海上に逃れて共和国領へと帰還するんだ!!」 「・・・しかし閣下!!!」 バン!!と大統領がハッチを開く。 物凄い勢いの風がブリッジに吹き込んでくる。 「いいな!! 言う通りにするんだぞ!!!」 そう叫んで大統領は衛星と共に虚空へと身を投げた。 3機の衛星のレーザー砲から一斉に赤い閃光が走る。 地上のギャラガーへと向けて。 しかし迫り来る赤い死の光を前にしても、ギャラガーは微動だにしない。 「・・・違う。違うなぁ、『そうではない』 誤りを指摘し訂正しよう、ジェイムズ・アレスよ」 レーザーが直撃する。 否、ギャラガーを覆う球形の障壁がその光と熱を完全に遮断する。 「そのお前の素晴らしい力は『この世界の敵』にこそ振るわれるべきものだ。決して『この世界の指導者』に向けられるような事があってはならないんだよ、ジェイムズ」 バサッと外套を翻し、周囲の爆炎と噴煙を散らすギャラガー。 そして手にした獅子の頭を象った握りの付いた錫杖を降下中の大統領へと向けた。 ガクンと大統領が空中に静止した。ギャラガーの放った見えない力に捕われて。 しかしギャラガーはそれ以上の事をしようとはしなかった。そのまま静かに地上へと大統領を降ろす。 「だが、その罪を咎めはしまい。お前が正しき『理解』へと至る事を期待し、私はその罪を許そう」 頭上のエイブラハムを見上げ、そして自分の乗ってきた蒸気自動車を振り返る。 「蒸気機関・・・素晴らしい力だ。魔道機関に代わって世界を導く動力となるだろう。お前の夢は確か、この力を共和国の主導の元に世界に広める事だったな、ジェイムズよ」 大統領は地面に片膝をついたまま動かない。 「是非そのまま進めるがいい。その夢を、『私が許可しよう』」 「・・・くっ!! ギャラガーッッッ!!!!!」 大統領が咆哮した。 そしてその雄叫びに合わせるかの様に、ドラゴンブレイドを構えた褌の男が上空からギャラガーに襲い掛かった。 「天地烈開!!!!!!!!!!」 大剣が振るわれる。 大地は轟音と共に数百mに渡って切り裂かれ、大断層が発生した。 発生した断層の上にあった建物がなす術なく崩壊する。 舞い上がる土煙の向こうに、ギャラガーと男が静止している。 ドラゴンブレイドの刃を、ギャラガーは白手袋をした片手で受け止め、男は空中で停止していた。 「・・・誤りを指摘しよう、ELH(エルハ)よ」 ふわりと軽くギャラガーが刃を押し戻す。 まるで羽毛のように重量を失ったかのようにエルハと呼ばれた褌の男が後方の地面に落ちる。 「そのお前の素晴らしい剣の技も世界の敵にこそ振るわれるべきものだ」 ぱんぱん、と手を打って埃を払うギャラガー。 「・・・だが、許そう。その類希なる剣の腕と、世界全体を見ることのできる広い視野に免じてお前の罪を私が許そう、エルハよ」 エルハに背を向けたギャラガーが、ふとその視線の先に姪の姿を認めた。 「・・・・・それで、お前は何故ヤキソバを食べている、エトワール」 えー? と手にした割り箸を止めてエトワールがギャラガーの方を向いた。 「・・・だって、マイアンクル来たらもう、うちがする事なんもねーじゃん。ヤキソバ食べるしかないっしょ」 そう言ってエトワールは再びゾゾゾゾとヤキソバを啜ったのだった。 第13話 4← →第13話 6
https://w.atwiki.jp/sangokushi7/pages/64.html
500人以上の武将からプレイヤー担当を選べる三國志7。 その中からプレイすると面白い、おすすめ武将をピックアップ。 注目点は能力値ではなく特技。能力はいくらでも上げられる。 最初から強い武将徐晃 姜維 李広(PS系の特別武将) 特定の特技を持った武将華佗 虞翻 左慈 王粲 応射&無双の武将たち 育てるのが面白い武将呂蒙 禰衡 糜竺 糜芳 意外な立場を楽しめる武将劉封 荀彧(189年) 孫策(192年) 諸葛亮(200年) 顔芸の武将崔琰 眭固 曹性 陶濬 董旻 レア特技を持つ武将たち 最初から強い武将 徐晃 登場:191年 能力:武91知74政53魅72 特技:諜報、収拾、偵察、無双、一騎、強行、鼓舞 戦闘で大いに活躍できる高さと、上限まで残り9点あるので特技修得も可能なポジションを備えた武力。 参軍を任せてもらえる高さを持ち、軍師にさせられずに一般・太守の地位で居られる知力。 そのままなら一般武将でいられるし、太守になろうと思ったら本を買うだけでできる政治力。 引き抜きはできる程度に高く、徴兵担当に回されずに済む魅力。 武将プレイで大暴れしたい時に理想的な数字が並んでいる。 諜報 偵察、無双 強行、鼓舞に収拾にと特技もほぼ完璧。あとは騎馬隊に配属されて突撃可能になるだけだ。 欠点は水軍が無いこと、乱射・応射・火矢といった弩関係の特技がないので連弩に向かない事か。 「とにかく騎馬隊で敵を蹴散らせ」という壮快なプレイに。 ちなみに三國志7では楊奉軍が独立しているシナリオは存在せず、189年は未登場、 192年は本拠長安を呂布に奪われて安定に逃亡した李傕軍に所属している。 192年で開始して速攻で李傕を捨てて野に下り、揚州に移動して水軍を獲得しながら在野にいる孫策と仲良くなって、 それから曹操軍に参加して孫策を推挙。曹操 孫策の夢のタッグに水軍付き徐晃という恐怖の軍団が出来上がる。 姜維 登場:225年 能力:武86知89政62魅80 特技:応射、無双、一騎、強行、神算、鍛錬 後半戦最大の大物武将。234年シナリオでは諸葛亮から「兵法二十四編」を受け継ぎ、知力97に上昇して「発明」を持っている。 他の有力武将はほとんど亡くなったこの時期に連弩量産能力と「無双」「応射」は強すぎる。 あと欲しい特技は「乱射」「鼓舞」など覚えやすいものばかり。 軍師の立場を活かして連弩部隊を量産し、蜀を統一に導くのも難しくない。 また、225年ではまだ魏の武将。蜀軍を迎え撃ち、魏で順調に出世して、史実とは違った運命を辿ってみよう。 李広(PS系の特別武将) 登場:-年 能力:武95知79政66魅93 特技:応射、収拾、偵察、無双、突撃、強行、火矢、乱射、鼓舞弓、弩、連弩を初期装備 特別武将には強力な武将が多いが、中でも特に強いのがこの人。 最初から連弩を持っているので所属する軍を問わずにいきなり活躍が約束されており、 防御方面の無双 応射、攻撃方面の乱射 火矢を完備。ついでに突撃もあり、連弩隊としては完璧。 さらに強行、鼓舞、収拾と便利な特技が揃っている。もはや無いのは水軍くらいのもの。 これなら1人だけで中国を統一することも可能かもしれない。 ちなみに呂布が「飛将」と呼ばれるのは、この李広がそう呼ばれていた事にちなんだものである。 特別武将たちは他にも最初から有力な装備を持っている者がおり、 騎馬なら項羽、鉄騎ならジンギスカン、投石 火炮なら水滸伝の轟天雷・凌振と それぞれ用途に合わせて選ぶ事が出来る。 また、軍師たちは落雷や幻術を使える者が多い。 特別武将たちは技能修得のための鍛錬や物資の調達を必要とせず、最初から大暴れできるのだ。 特定の特技を持った武将 華佗 登場:184年 能力:武34知68政74魅60 特技:発明、医術 なぜか武将として登場の華佗先生。太守になって部下全員に連弩を配備しよう。 矢合戦になると必然的に負傷兵が多くなるので、治療で回復させるのと相性が良い。 旗揚げして君主になって、部下に青嚢書を渡して医術持ちを増やすのも面白い。 他に「発明」を持つのは諸葛亮、賈詡、劉曄、馬鈞。 虞翻 登場:193年 能力:武68知76政81魅48 特技:扇動、鼓舞、医術、占卜 味方を回復可能なうえ、占いで楽しめる。 計略ポイントがいくらあっても足りないので、太守に納まって「増計」を多く指定しよう。 他に「占卜」を持つのは于吉、管輅、陸凱、PS2系の張角、張宝と一癖ある連中ばかり。 左慈 登場:206年 能力:武28知73政58魅57 特技:諜報、反計、収拾、偵察、無双、強行、修復、天文、水攻、鼓舞、穴攻、鬼謀 上の能力はアイテム「遁甲天書」込みのデータ。知力+10、特技「鬼謀」が備わる。 落雷、神速とふたつの魔術に加えて、諜報 偵察、無双 反計、鼓舞、強行と有力な特技がよりどりみどり。 登場は遅いが、驚異の技能で各勢力を引っかき回してやろう。 他に「鬼謀」を持つのは諸葛亮、周瑜、陸遜、禰衡。なぜか于吉仙人は持っていない。 それからPS2版の黄巾三兄弟のうち張角と張宝。張梁は駄目。 王粲 登場:191年 能力:武16知83政87魅60 特技:商才、評価特殊能力:詩聖 戦争にはまったく向かないが、後方生産国の太守にしてもらってのんびり内政と引き抜きにいそしもう。 詩聖能力のおかげで漢詩大会は常に優勝、獲得した賞金は商才を活かして数々のアイテムを買いあされ。 気がつけば功績トップのエンディングを迎えているはず。 問題は前線が突破された時に立て直すだけの戦闘能力がない事だが、そんな時はとっとと敵に寝返ればいい。 他に詩聖補正を持つのは、曹操、曹植、孔融、陳琳。曹操陣営にはライバルが多い。 応射&無双の武将たち 連弩を装備して砦に入ったら天下無敵の勇将たちを並べてみた。 関羽や趙雲や張遼など、超一流の武将たちはおらず、能力値ではなく特技を活かして乱世を駆け抜けるイメージだ。 + あまりに多かったので折り畳み式に 高順 登場:184年 能力:武80知66政43魅72 特技:応射、無双、突撃、一騎、火矢、鼓舞 「陥陣営」の異名を持つが陣営を守る能力も十分。「突撃」もあるのでいざとなれば撃って出る事も可能。 呉巨 登場:189年 能力:武68知32政30魅48 特技:応射、無双、強行、罵声 劉表軍配下。劉備の知己だそうだが、親密度は0。演義に出ていないのが問題だったか。 もし親密21だったら、劉備軍が滅亡した瞬間拾いに行けるのに……。 臧覇 登場:185年 能力:武80知45政52魅71 特技:応射、無双、突撃、一騎、扇動、鼓舞 高順とともに呂布軍を支える勇将。後に曹操軍に移籍、連弩にありつく機会も多い? 祖茂 登場:184年 能力:武62知43政48魅60 特技:応射、無双、一騎、扇動、火矢 189年までで姿を消す孫堅四天王の一人。死ななければ赤壁の戦いでも連弩で活躍できたはず? 孫翊 登場:199年 能力:武70知36政45魅56 特技:応射、無双、一騎、乱射 ナムコの中原の覇者で大人気のギラン氏に暗殺された人。「乱射」まであるので連弩で大活躍。 孫礼 登場:207年 能力:武79知62政73魅64 特技:応射、無双、一騎、強行、火矢、虚報、鼓舞 政治力まで高い万能型。それだけに他都市の太守になってしまって、同僚として会う機会は少ないかも? 張任 登場:188年 能力:武74知62政61魅70 特技:応射、収拾、偵察、無双、一騎、火矢、鼓舞 劉備に惜しまれた忠義の勇将。死ななければ諸葛亮に連弩をもらえたのに……。 丁原 登場:184年 能力:武89知48政36魅56 特技:応射、無双、一騎、強行、鼓舞 PS2版などの黄巾シナリオのみ。配下には呂布や高順がおり、やけに弩が上手い騎馬軍団を構成している。 馬超 登場:189年 能力:武91知48政33魅64 特技:応射、無双、突撃、一騎、火矢、罵声 どう考えても騎馬隊のイメージしかないのだが、実は連弩を持たせても優秀。 文醜 登場:187年 能力:武91知19政23魅51 特技:応射、無双、一騎、強行、火矢、乱射 彼も騎兵を率いていたはずなのだが、弩に関する技能は完璧。 あとは虚報で帰らないように頭を鍛えるだけだ。 龐徳 登場:191年 能力:武89知58政51魅61 特技:応射、収拾、偵察、無双、一騎、火矢、鼓舞 馬超と共に優秀な連弩候補。彼が偵察・収拾、馬超が突撃、彼が鼓舞で馬超が罵声と、互いを補う名コンビ。 呂布 登場:184年 能力:武98知26政18魅32 特技:応射、無双、突撃、一騎、強行、火矢、乱射、鼓舞 さすがは最強の武将。訪問で「水軍」を会得すれば完璧だ。 他に「応射」を持っている優秀な武将たちは 魏:于禁、楽進、夏侯淵、曹休 呉:韓当、朱桓、朱然、朱治 蜀:黄権、孟達 他:麹義、審配 など。 育てるのが面白い武将 呂蒙 登場:192年 能力:武78知54政41魅79 特技:無双、一騎、水軍、火矢 「武将を成長させる」という三國志7のゲームコンセプトの体現者。 初期は単なる猪武者だが、ここから知力と政治を上げていこう。歴史イベントでボーナスもあるぞ。 特技も無双と水軍は初期状態でキープしているのが嬉しい。乱射、鼓舞、罵声など覚えやすい特技を手に入れていこう。 逆に言うと、育てなければずっと猪武者のままなので、序盤のシナリオで開始してずっと後になると淋しい能力で出会う事に。 「呂蒙だけ勝手に急成長する」というシステムは無い。 禰衡 登場:194年 能力:武31知78政34魅28 特技:神算、罵声、鬼謀 超レア特技「鬼謀」を持っている。 これだけではほとんど意味がなく、彼でプレイしない時はほとんど空気だが、プレイヤーが使えば話は違う。 学術都市で「天文」を覚えれば落雷を、馬を買って「強行」を覚えれば神速を、 なんとかして医書を手に入れれば仙術を利用可能。突然魔法使いに変身だ。 能力値の低さもこれから上げられる余地が多く残っていると思えばいい。実際「天文」を覚えようとしている間に知力100になる。 194年は在野、197年ではなぜか曹操陣営に。自由気ままなポジションからの出発も、寄らば大樹の陰という事もできるぞ。 糜竺 糜芳 登場:186年 能力:武26知61政83魅77 特技:応射、収拾、火矢、扇動、富豪 登場:188年 能力:武62知36政26魅18 特技:一騎、富豪 普段は金をむしられる立場の二人も、自分で育てればいつも金づる扱いしてる連中を見返せる。 糜竺は弓が上手いという逸話からか応射まで持っており、乱射は覚えるのが簡単。 武力の低さは、これから上げる楽しみそのものだ。 特技・能力どちらも悲惨な糜芳は富豪パワーの威力をより強く実感できるはず。 特技を獲得できるアイテムを大量に作っておけば役立つぞ。 他に「富豪」を持つのは王匡、魯粛。 意外な立場を楽しめる武将 劉封 登場:205年 能力:武73知43政42魅62 特技:偵察、無双、一騎、火矢、乱射 妙に有望な特技が揃っている劉備の養子。 諸葛亮に連弩を作ってもらって、関羽に水軍を教えてもらって、あとは「応射」があれば完璧だ。 劉禅に代わって蜀を継ぎ、中華に300年の繁栄をもたらそう。 荀彧(189年) 登場:186年 能力:武29知97政93魅92 特技:諜報、反計、収拾、偵察、修復、扇動、虚報、水攻、穴攻 おなじみ魏の軍師。しかし189年では在野武将。 君主として見ても最高級の能力を持っているので、許昌に眠る軍師軍団を率いて理想の国を築いてみよう。 孫策(192年) 登場:192年 能力:武92知70政58魅90 特技:無双、一騎、水軍、乱射、鼓舞 徐晃と似たタイプで水軍を持っている武勇の士。注目は192年、在野武将として登場する時期だ。 特別なイベントが存在し、君主として立ち上がるのもいいのだが、それは結局194年で始めた方が速い。 また200年では勢力が広がった状態の孫策軍でプレイ可能なので、君主としての孫策をプレイするのは他のシナリオの方がいい。 192年孫策の真価は一般武将として。曹操、袁紹、劉備など、どの勢力を統一に導く大将軍になるか。 騎馬を装備すれば突撃を、名馬を買えば強行を獲得。育てる楽しみまで楽しめる。 なお、192年シナリオはPC版のみで、PS2版などでは「在野武将・孫策」は残念ながらプレイできない。 PS2版では歴史イベント「孫策、玉璽を質にして兵を得る」はもはや不可能に挑戦というレベルだが、 解法が歴史イベントなどのページに寄せられている。 諸葛亮(200年) 登場:200年 能力:武79知100政98魅85 特技:諜報、発明、反計、収拾、偵察、強行、修復、火矢、扇動、神算、虚報、天文、水攻、鼓舞、罵声、穴攻、鬼謀 能力は各種アイテム込み。落雷、神速、連弩、ありとあらゆる計略を備えた天才軍師。 普通は劉備軍の軍師だが、この時期はまだ在野の身分。 まだ勢力が存在する袁紹に仕えたり、地元の劉表に、存命中の孫策に……と、どの勢力を統一に導くかは気分次第だ。 PC版のみのシナリオ「202年:本初中道に死して 後継争う」でもまだ在野。滅びつつある袁譚・袁尚を再起させられるか? 207年では三顧の礼イベントを経て劉備軍に参加する。 顔芸の武将 崔琰 登場:189年 能力:武61知83政74魅72 特技:諜報、反計、修復、扇動、評価 笑顔がまぶしい文人。能力は優秀で、武力も60台あるため、普通にプレイしていても上司に収まったりする。 「いつ会っても物凄く機嫌が良さそうな顔をしてる上司」というのはなかなか楽しい。 彼が太守をやっている都市の配下武将は、一緒に心が晴れやかになれそうな気がする。 眭固 登場:184年 能力:武67知46政21魅38 特技:一騎、罵声 張燕、張楊に仕える驚き屋。張楊が斬首された後こいつが後を継ぐというシャレにならん事態も起きる。 PS2版の攻略本「三國志7マニアックス」を読んでいると207ページにいきなりこいつの顔が出てきて心臓に悪い。 193ページの崔琰はまだいいのだが……。 曹性 登場:188年 能力:武68知31政30魅45 特技:応射、一騎、火矢、乱射 呂布軍配下のザコ。夏侯惇の片目を射たが、怒りを買って殺された。 ……というだけの人物なのだが、逸話があるためか弓攻撃のプロ。弩兵としての活躍が見込める。 プレイヤー担当武将として鍛え上げ、連弩を手に入れれば完璧? 陶濬 登場:255年 能力:武62知51政50魅53 特技:応射、偵察、乱射 呉の滅亡に際して、戦わずして敗れた悲運の武将。 顔のインパクトは最強だが、いかんせん257年でないと見る機会が……。 この能力と技能なら、189年から出場していたらいい線行ってたはず。 董旻 登場:184年 能力:武54知47政40魅26 特技:火矢 董卓の弟。董卓が斬首された後こいつが後を継ぐというシャレにならん事態も起きる。 だがいずれは牛輔軍となり、さらに滅亡への道を辿るはず。後を押しつけられる士孫瑞や楊彪はいい迷惑である。 レア特技を持つ武将たち 発明:賈詡、華陀、諸葛亮、馬欽、劉曄 調教:兀突骨、木鹿大王、(257年シナリオから、孟獲) 商才:韋昭、袁胤、王允、王粲、王戎、王甫、関羽、許攸、司馬朗、曹洪、董和 神算:蒯越、賈詡、郭嘉、戯志才、姜維、司馬懿、司馬昭、周瑜、荀攸、鐘会、諸葛亮、徐盛、張松、程昱、禰衡、法正、龐統、劉曄 天文:何晏、郭奕、夏候玄、管輅、左慈、周昕、譙周、諸葛亮、木鹿大王、陸績、(張宝) 鬼謀:左慈、禰衡、周瑜、諸葛亮、龐統、陸遜、(張角)、(張宝) 医術:于吉、華陀、虞翻、(張角) 占卜:于吉、管輅、虞翻、陸凱、(張角)、(張宝) 評価:王粲、夏候玄、許劭、許靖、孔伷、崔琰、蔡邕、司馬徽、司馬朗、蒋済、陳羣、陳寿、傅巽 富豪:王匡、糜竺、糜芳、魯粛 ※「評価」は何人か回ると、名声3000位までにはなるので意外と重要かと